保育園経営コンサルタント 大嶽の『現場日記』

船井総合研究所で、日本で先駆けて保育業界の経営コンサルティング領域を確立した業界の第一人者が、毎日全国の保育園における経営コンサルティング活動を綴ったブログ

2018年12月14日 8:12 PM

何を軸に保育経営をすべきか?そのコツは?

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

今週は、長崎、熊本、大阪、相模原と出張が続きました。

しかもほぼ忘年会でクタクタです笑

長崎は地元の有力な社会福祉法人、熊本、大阪は地元の有力企業、相模原は学校法人ということで、法人格は違えど、どこも地域で活躍されている代表的な組織です。

そして、どの法人も話の中心になるのは、人財について。

そして、これから3年間、この人財について何を大切にしなければならないのか、随分整理されました。

これからは、とにかく、

「グレートかつエクセレントな組織をつくること」

が大切になります。

これが経営の軸になるので、これを追求しなければなりません。

そのためには、

・強力なミッションとビジョンの定義
・サイエンスとアートによるブランディング
・心理的安全性の高い組織づくり
・採用の抜本的な価値観の転換
・デジタル社会への時流適応
・自然なダイバーシティ経営
・ハードとソフトのポートフォリオ転換

あたりがキーワードになりそうですね。

世の中目まぐるしく変わる中で、この変化をチャンスに変えられるか?

見方を変えれば、とても面白い時代です。

ではまた。

2018年12月7日 6:56 AM

選ばれる園、、メディア取材より

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、先日週刊ダイヤモンドの取材を受けました。

来月発売の特集が、仮で、「選ばれる保育園」だそうです。

企業主導型保育の稼働率や認可保育所の空き定員などの問題が背景にあります。

さらに、5年後、10年後には確実に全国に波及する需給バランスの崩壊、つまり供給過多の飽和状態による競争時代を見据えてのテーマだそうです。

随分トレンドのキャッチアップが早いですね。。

まず長期トレンドとしては、

・こども園への統一化
・保育ニーズの青天井
・特定技能の家族受け入れ緩和による新マーケット登場
・保育機能のコモディティ化
・0-2歳限定定員の限界
・公定価格の低下・利益率の低下
・包括方式の導入
・施設あたり園児数の減少

などが起きてくるでしょう。要するに、マーケットが縮小トレンドに入り、かつ収益性、利益率が低下するということです。

そういう時代に生き残る方法は、他業種を見れば一目瞭然。歴史が答えをくれます。

・M&Aなどによるエグジット
・新規事業の育成によるポートフォリオの組み替え
・地域一番化

この3つです。

だから、今回のダイヤモンドの取材経て、これからの時代に生き残るための方法はこの3つのどれを検討するか?という話になります。

一方で、選ばれる園というお題で言えば、地域一番を目指すという選択肢のみになります。

これについては、最近、遅ればせながらデザイン思考を猛勉強してますが、要するに、

・顧客価値・顧客体験の潜在ニーズを捉え、顧客が本当に欲しい価値を提供する

ことに着きます。常に保護者の変化する価値観をキャッチし、

・便利であること
・安心安全であること
・子どもが成長すること

この3つの視点で、時代に応じた狭属性一番化を図り、突き抜けることが大切です。

それにもう一つ加えるとすれば、

・イノベーションを起こす

ということなのでしょう。もはやtecやデジタル、RPAやIoTなどと付き合い、限界費用を極力ゼロ化するデジタルネイチャー時代というのは言うまでもありません。

ベビーテックやエドテックを早急に取り入れて新しい価値を作らなければならない時代です。

さあ、誰が新しい保育、幼児教育業界を創造するのか、子どもや親にとっての価値が飛躍的に上がる時代です。

楽しみですね。

ではまた。

2018年12月4日 9:10 AM

企業主導型保育はまだ続く!?

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、昨日は茨城県のご支援先。

地元では有力な学校法人です。

今、こちらの法人には県内の有力企業から企業主導型保育をやりたいという相談が殺到してます。

企業の保育園保有トレンドは、まだまだ続きそうですね。

基本的にイノベーター理論で言えば、イノベーターと言われる全体の2〜3%がこの2年で動き、今年、来年くらいにアーリーアダプターと言われるかなりアンテナの高い企業が動くタイミングに入ります。

そして、2023〜2025年くらいまでに飽和し、その後はシュリンクしていくイメージでしょう。

その先はまさにバブル崩壊後の社宅や福利厚生施設が消えて無くなっていったように、保育園を閉園したり、べつに業態にリプレイスしたりという動きが急増すると思ってます。

リプレイスは意外に難しいかもしれませんね。

10年後に代替できる事業というのはそうないと思います。
Amazon Goのような無人コンビニは既に一巡しているでしょうし、介護は既に事業として成立しない。

これからイーコマースがさらに発展すれば倉庫が必要になりますが、これも10年以内に飽和するでしょう。

無償の老人が集まるコミュニティスペースくらいでしょうか。

まあ、その辺りは予想でしかありませんが、そんな中でも社員から求められる保育園づくりを今から考えておく必要があるということです。

どんなに縮小マーケットでも、地域一番は最後まで残ります。

もちろん、それとは別に企業としては新たな事業の柱を作る必要はあります。

変化、進化するためには時流を知ることが全てです。
その中で本質と本物をどう見極めるかです。

ではまた。

2018年12月1日 10:42 AM

ベビーシッターの無償化

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

幼児教育の無償化に関しての市町村負担に関して市長会、町村長会ともに反対。

国も譲歩案として、2019年度の全額国負担や認可外保育所等の負担比率の変更なとを検討しているようですが、知り合いの首長と話をしていても、市長会、町村長会の姿勢はかなり堅いと見ております。

全く分かりませんが、ともすると、市町村別での無償化という話も出てくるのではないかと片隅では危惧してます。

さて、今回の無償化により、

・2号認定の増加
・待機児童の増加
・生活困窮者の負担増
・民間サービスの市場拡大
・実費負担増

などの経営的な変化が容易に想定されるわけで、どうしても制度そのものの脆さは否めないのですが、一方で私が期待していることがあります。

それが、ベビーシッター、つまり、

「在宅保育の社会的地位の向上」

です。

私は12年前に全国ベビーシッター協会、3年前にもその後の発展系として、現在でも国策への発言力の強い全国保育サービス協会から講演依頼があり、その後も会員様とは個別にお付き合いしていますが、このベビーシッターというサービスは、施設では賄えないサービスを強みに極めて重要な役割を担っていました。

しかし、最大の課題は自費であるが故の高額サービスということ。

27年度から地域型保育事業の居宅訪問型保育として、28年度からは企業主導型保育のベビーシッターとして国の支援を受けられる制度が出来ましたが、全く機能していません。

それは、地域型保育事業であれば、自治体認可のハードルが高かったこと、企業主導型であれば、支援が手薄だっことか挙げられます。

一方で東京都が30年度からスタートさせたベビーシッター補助金は非常に手厚く、かつ自由度も高いことから、今後の発展が期待できます。

これが、無償化になれば、ベビーシッターは一般大衆化する可能性があります。

病児保育、障がい児保育などの個別重要性が高いサービス、朝夕の保育、送迎などの施設でカバーしていない連携的なサービスがベビーシッターの特徴なので、役割も大きいのです。

個人的にはこの動きをしっかりウォッチしていきたいと思います。

ではまた。

2018年11月29日 8:45 AM

諸々思うこと。。

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、昨日は2件のご支援、2件の経営相談、1件のキャリア面接と分刻みの1日でした。。

1件目の学校法人のご支援先では、こども園、小規模保育、放課後児童クラブ、来期から企業主導型保育ということで、組織も大きくなるため議題は、

・育成型採用の強化・計画策定
・採用体制・組織化

について。この2つは、特に新卒採用を5〜10名採用される法人にとってはマストになってきてます。

午後の株式会社のご支援先は、小規模保育1園、企業主導型保育3園を運営しており、来期初めて90人の認可保育所を四国で開設。

それにあたり、採用をかけましたが、ほぼ11月で完結しそうです。

やはり四国の県庁所在地あたりでは、オープニングで採用にあまり困らないようですね。

もちろん、媒体は選択と集中です。

さらに午後はある上場企業の経営相談。

公設民営の業務委託、指定管理等を何百箇所も展開してます。

目的は船井総研とのアライアンスですが、いくつか課題はあるものの、良い付き合いが出来ればと思います。

さらにもう一件の経営相談は、これも上場企業。
カメラやセンサーに強い企業です。

こちらもアライアンス含めた情報収集。

ありがたいことに、毎月のように各所ビッグネームの企業からお声がけいただき、アライアンスの検討をさせていただいてます。

船井総研としても、もっと様々な企業と連携して保育業界でプレゼンスを高めていき、業界への価値提供、貢献をしていきたいところです。

最後はキャリア面接。

保育業界の大手企業の本社勤務の方。

最近は大手の保育、教育企業から船井総研に転職希望してくれる中途が本当に増えてます。
毎月3〜5人は志望してくれ、面接してます。

ありがたいことです。。

とても素晴らしい人材でしたので、スムーズに選考を進んでほしいと思います。

2018年11月29日 8:23 AM

競争戦略の原理原則

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

さて、一昨日はアゼリーさんのご支援。

・サッカースクール立ち上げ
・業務改善・ICT
・学童保育
・コンサル・コンテンツビジネス
・こども園移行
・採用

という6つのプロジェクトが動いてます。

サッカースクールについては、昨年度の立ち上げから既に会員が150名を突破。

おそらく来年度末には200名を超えるでしょう。

来期に向けて外販体制にシフトしていきたいとこほです。

また、業務改善も、センサーやIoTを取り入れて先進的なテストをしております。

おそらく全国見渡しても、ここまで様々デジタルソフト、デバイスを活用している法人はありません。

何故ならば、日本の先進企業がアゼリーさんを目掛けてきているわけです。
当然先進的な情報も集まります。

一方で学童保育、採用には課題があります。

ここは、抜本的な意識改革が必要です。

この3年ほど同じようなやり方やプチカスタマイズしかしてきませんでした。

もっとダイナミックな改革を来期に向けて考えていかねばなりません。

・自社が強い市場・伸びる市場は徹底的に伸ばす
・自社が弱い市場・伸びる市場は特化する
・自社が強い市場・伸びない市場は現状維持する
・自社が弱い市場・伸びない市場は止めるか新しいことをする

これは競争戦略の原理原則です。

ではまた。

2018年11月24日 7:35 AM

経営研究会総会2018

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、当社が主催する今年の保育園、こども園、幼稚園向けの経営研究会総会が行われました。

参加者は全国の経営者、経営幹部120名です。

マネジメント、マーケティングそれぞれの今年の振り返り、そしてゲスト講師はあすみ福祉会の迫田理事長。

4年ぶりに講演いただきましたが、本当に洗練されてます。

理念とブランディングが今後の成熟市場において、人財とマーケティングの観点からどう優位性を生み出すのか。
そのお話をいただきました。

さらには、総会恒例の表彰式。

今年の大賞は、社会福祉法人大阪誠昭会で、田中理事長にご講演いただきました。

大阪誠昭会さんは、この2年間で認可保育所をこども園に移行させ、さらには企業主導型保育でサテライト施設を併設、さらに、職員満足の秀逸な仕組み、食育を強みとした保育で、「保育園の米」という書籍を出版、ブランディングにも力を入れられてます。

まさにグレートカンパニーに相応しい大賞でした。

これからこの研究会会員がさらに増えていくことは間違いないのですが、それ以上に情報価値を高めるべく、様々なことにチャレンジしていき、国や業界へのプレゼンスを高めていきたいと思ってます。

ご参加いただいた会員様、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いいたします。

2018年11月20日 8:45 AM

学童保育の基準緩和に思うこと

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

船井総研の大嶽です。

カルロスゴーン逮捕、、ショックでしたね。
何が本当の理由かは分かりませんが、船井幸雄さんが昔、経営者は真面目・誠実であることが大事だと言っていましたが、改めて教訓として捉えなければなりません。成功者ほど、そして世の中を知れば知るほど二極化するものですね。

さて、学童保育の人員基準緩和が行われそうです。

確かに地方で10〜20人程度の施設などはその方が良いと思います。

しかし、子どもたちや保護者にとっては不安でしょう。

というのも、過去の死亡事故等では家庭的保育や認可外保育所で、保育士1人しかいなかった、というケースが多いのです。

もちろん小学生だから一緒には出来ませんが、最低配置ではなく、通常の配置を厳しくするなども必要だと思います。(15:1基準など)

一方で収益性の観点から見ると、この事業は収益性が低いのが特徴です。

ともすると、この緩和により、民間参入が促される可能性もありますし、それが一部の狙いなのかも知れません。

これから益々増える学童保育ですから、国も促したいはずです。

質と量のバランス。

これに答えはなく、非常に難しいテーマですが、良い方向に向かってほしいと思います。

ではまた。

2018年11月16日 7:57 PM

明石市の待機児童を減らしたい!

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。

今日は明石市で処遇改善加算を活用した人事評価制度導入について2時間講演をさせていただきました。

昨年から3回目の研修になります。

参加者70名ということで、ほぼ全ての園から参加してくれてます。

日本で一番待機児童が多い市町村ですが、その理由として、医療費を中学生まで無償化したことなどが挙げられます。

それにより、子ども人口が急増してます。
ちなみに、0-5歳人口比率は、

・全国平均 4.6%
・明石市 5.7%
・神戸市 4.5%
・加古川市 4.7%

ということで、これはかなり高い数字です。

私の研修を通して、保育園の経営者の皆さんが開眼してくれることを願います。

研修はきっかけに過ぎません。

だからこそ、研修を通して、是非チャレンジしたいという園が少しでも増えてくれるとありがたいなぁと。

そして、待機児童緊急対策室の方々も本気なので、その気持ちに応えたいという思いで臨みました。

保育業界専門のコンサルタントとして、日本一待機児童の多い地域を支援することは、もはや使命です。

来年以降、待機児童が減り、さらに保育の質が高まることを願うばかりです。

ではまた。

2018年11月13日 6:23 AM

人材紹介ビジネスとの連携

保育園 経営コンサルティング

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

今週は金曜日に待機児童ワースト1になってしまった明石市向けの研修があり、テキスト作成も大詰め。

入りたい方はたくさんいるのに、保育人材に課題を多く抱えるため、過去にも人材採用支援、定着支援を市を通して実施させていただいていました。

今回は処遇改善とキャリアパスの支援です。

私が出来る待機児童対策支援ですので、しっかり貢献したいと思います。

さて、今日は某保育業界トップクラスの人材紹介会社様と打ち合わせ。

新しいメディア立ち上げに関与してもらえないかとのこと。

ありがたい話ですし、それに限らず様々なアライアンスが取れれば良いと思います。

というのも、人材紹介会社が保育園の財務を圧迫しているケースは少なくありません。

しかし、これはビジネスですから、否定もしませんが、せめて、そのマッチングした人材に対して責任を持ってほしい。

つまり、その人材を育てる、その人材の働く環境を改善することまで、出来る範囲でカバーしてほしいと思ってます。

そこに船井総研が関与しても構いません。

そんなアライアンスだったら快く進めていきたいと思います。

ではまた。

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