奥野 倫充 BLOG

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2017年12月12日 08:55

江夏豊さんと大谷選手のマネジメント法比較

2017年12月の「私の履歴書(日経新聞)」は、元プロ野球選手の江夏豊さん。親しくしている経営者のなかには、楽しみにしている方も多いです。内容に飾りがないならば、江夏さんの現役当初における体調管理は無管理に等しい状態。徹夜で遊んで先発するなど、選手寿命が伸びている今では考えられないレベルの杜撰さです。また、カーブが投げれないことが強調されている文章は、日経新聞記者の構成力が光る部分でもあります。いずれの部分も、江夏さんの才能を目立たせる構成。上手いなと思えます。

 

そういえば、70年代のプロ野球を題材にした「江川と西本」では、長嶋監督が若手の西本選手を殴打するシーンがあります。不甲斐ないピッチングをした西本選手と角選手を「俺が才能を認めたんだから、堂々と投げろ!もっと、真剣に練習しろ!」と、二人を宿舎の部屋に呼んで殴打する。その殴打から、西本選手は、’巨人軍選手の在り方’を長嶋監督から学びます。こちらも根性論で、ただ、長嶋流のマネジメントに関して、大切な部分を面白く描いてます。逆に、長嶋監督は、’巨人軍選手の在り方’を指導するだけで充分その役割を果していたのでしょう。具体的な技術は、コーチ陣に任せておく。そんな役割分担ができるのが理想…とイチ巨人ファンとして切に思います。

 

話は戻って、日経新聞の記事。江夏さんの時代から隔世の感ある話題が、大谷翔平選手の大リーグ挑戦です。今朝の新聞では、投手として選手登録するとのこと。才能溢れる大谷選手が、ストイックに練習と体調管理に努める。華々しい二刀流の裏には、心身ともに鍛え上げられているレベルの高さを感じます。身体能力がずば抜けている現役世代を指導するマネジメントというのは、なかなか大変でしょうが、大谷翔平選手のように、スケールの大きい夢を描いて、その実現に責任を持つのがマネジメントの在り方の一つなんでしょうね。その方針の上に根性論。江夏さんと大谷翔平選手との記事比較より、そんなマネジメントの在り方を感じます。

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