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    船井総合研究所における、パソコンスクール・カルチャースクール・資格スクール業専門のコンサルタント。船井総研内のスクール・教育業分野のコンサルティ ングチーム「スクール・教育ビジネスチーム」のチームリーダーをつとめる。パソコン教室業界の各フランチャイズや各企業における講演・コンサルティング実績多数。 WEB、雑誌広告、イベント等を融合して一気に集客・売上アップする手法は、支援先企業に高い評価を得ており、そのノウハウと情報量はトップクラス。また、人材育成において、2代目経営者育成、経営幹部・教室長の育成には絶対の自信を持っており、今まで、数々のスクールの人材を育ててきた実績を持つ。
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  • 2007年6月4日11:56 AM
    卒業生活用の利点と問題点

    スクールビジネスのスタッフとして理想的な条件のひとつに、 

    そのスクールの卒業生」 

    であることが上げられます。 

    スクールの卒業生であるということは、 

    学校へのロイヤリティが高い。 

    講師(校長)へのロイヤリティが高い。 

    学校の知識が豊か。 

    商品(講座内容)についての知識も豊か。 

    というわけで、まさにいいことずくめ。 

    まあ、弊害として圧倒的権威を持つ社長とその他の従属的なスタッフという「宗教的」な組織ができあがるという側面もありますが、 

    これは外部の血を入れたり、経営者の方の意識次第で解決可能です。 

    しかし、「卒業生」中心の組織のもうひとつの大きな問題点があります。 

    それは 

    「価値観が似通ってしまうケースが多くなる」 

    ということです。 

    もちろん、人格や個性が似通ってしまうなんていう意味ではありません。 

    ここでいう価値観とは「スクール」や「技術」に対する認識のことです。 

    スクールは当該分野において、共通した価値観を共有する場所です。 

    当然、そこで長時間学んだ人達は、当該分野についての価値観は似通ってくるわけです。 

    (「自分のスクールの技術は悪い!」なんて言う人間はまずいない) 

    結果、一般の人達からすれば「まずくて食べられない」としか思えないものを、「栄養があってすばらしい」と思い込んでしまうような、「組織全体と市場との価値観のズレ」が生まれてしまうのですな。 

    組織全体の「価値観」を、時には自分自身で疑ってみる。 

    または第三者的な視線で評価してもらう。 

    案外「市場とのズレ」は組織の中にいては気づきにくいので、いろいろな工夫をしなければ、レミングスのようになってしまうかもしれません。 

    ご注意ください。

     

    2007年6月3日9:42 PM
    受付力がスクールの魅力を高める

    スクールにおける「受付窓口」。 

    講師や営業スタッフなどと比べると少し軽めの役割。したがって 

    「まあアルバイトさんでもいいか~」 

    「見た目がよければいいかな~」 

    と考えてしまいそうですが、 

    この受付こそがスクールの活気を左右する重要なファクターだと言えます。 

    スクールの受付は下記の機能を担当しています。 

    ①新規顧客の第一印象づくり 

    ②在校生が来校するときの「始まり」と「終わり」 

    ③在校生が困った時の相談窓口 

    ④社員および講師出社時の「初めて会う」人物 

    個別に説明していきましょう。 

    ①新規顧客の第一印象づくり 

    スクールに初めて来校されるお客様は大抵の場合、ドキドキしています。 

    その時に「( ゚Д゚)今日は何の用でしたか?」と応対されるのか、 

    明るい笑顔で「(゚∀゚) お待ちしておりました!イヌヅカ様ですね!」と応対されるのかで第一印象は全く変わります。 

    当然、その後の入会営業に影響が出てきます。 

    ②在校生が来校するときの「始まり」と「終わり」 

    スクールに入会した後、生徒さんは毎回受付の人と顔を会わせることになります。来校したとき、帰るときの2回。 

    逆に言えば、入会時にしか会わない社長さんよりも、はるかにお客様と出会う頻度が高いわけです。だからこそ、生徒さんが毎回「ここのスクールは明るいな、元気だな、さわやかだな」と思えるようなあいさつが必要になるのです。 

    ③在校生が困った時の相談窓口 

    受付は身近なので、何かトラブルや心配事があるときの相談窓口にもなりやすいと言えます。その時に適切な対応ができるかどうかで生徒さんの継続やスクールの信頼度は変化します。 

    在校生への色々なイベント告知なども効果的に行える立場だと言えます。 

    ④社員および講師出社時の「初めて会う」人物 

    直接生徒さんとやりとりをする「講師」や「スタッフ」が出社する時、やはり最初に出会うのが「受付スタッフ」です。そのスタッフが元気良くあいさつをしてくれれば、 

    「今日は一日がんばるぞ!!ヽ( `∀´)ノ」 

    という気持ちになれ、高いサービスをお客様に提供することが可能になります。逆にちょっと体調が悪い時に、態度の悪いスタッフに迎えられると、本当にモチベーションが下がりますよね…。 

    以上、主だった点を書き連ねましたが、 

    こうしてみると「受付スタッフ」は、 

    スクールの「顔」であり、 

    「お客様」「講師」「スタッフ」の連結点に位置することがハッキリわかります。 

    また連結点にいるがゆえに、それぞれの動きも正確に把握できていたりすることも多いのです。 

    このターミナルポイントには「スクールの最強クラスの人材」を配置してもいいくらいなのです。 

    「受付力の強化」。 

    ついつい後回しにしてしまいそうですが、 

    実はスクールの業績アップのための近道なのですね。

     

    2007年6月2日9:40 PM
    講師力の強化は商品力の強化

    スクールビジネスにおいて、 

    企業が発展途中のとき一番注意しなければならないのが、 

    「講師力への過剰な依存」 

    です。 

    つまり、特定の講師というマンパワーの魅力に頼りきったスクール経営は、その講師を失った瞬間にスクールの魅力の根源を失うことになってしまうためリスクが高いということです。 

    そのため、 

    スクールビジネスにおいては人に依存するのではなく、 

    スクールの魅力=システム自体でお客様を惹きつけられるようにしなければなりません。 

    不確定要素の多い「人」に依存していては、 

    ビジネスモデルとは言えないということです。 

    ですからスクールの成長のためには、 

    過剰に特定人物に依存しない「システム化」が不可欠になるのです。 

    しかし、スクールのビジネスモデルが確立し、 

    地域一番スクールとしてブランド化された場合、 

    今一度「講師力」の強化に立ち戻らなければなりません。 

    スクール自体の魅力でお客様を惹きつけることに問題はありません。 

    しかし、やはりスクールの本質的な商品力は、 

    「講座」であり、それを提供する「講師」だからです。 

    小売店に置き換えるならば、 

    「品揃え」の強化にあたるのが講師力の強化なのです。 

    ブランドスクールの行うべき取組みの最終段階が、 

    講師力の強化=商品力の強化 

    であり、 

    講師をいかに安定して採用していくのか、 

    講師をいかにプロデュースしていくのか、 

    講師をいかに研修していくのか、 

    講師をいかに定着させていくのか 

    を考えていく必要があるのです。

     

    2007年6月1日11:12 PM
    コミュニケーション量と客単価

    スクールビジネスのセオリーとして、 

    「会員さんとのコミュニケーション量が継続率に比例する」 

    「会員さんとのコミュニケーション量が客単価に比例する」 

    というものがあります。 

    スクールの講師やスタッフさんとお客様との会話の回数が多く、 

    親密な関係が築けていれば、それだけお客様は退会しない。 

    またイベントレッスンやオプション講座などを購入してくれる可能性が高くなる

    (商品提案&説明する機会が多くなるため)。 

    一見当たり前のようなセオリーですが、 

    これを「ビジネスモデルに組み込む」という作業はなかなか大変です。 

    面倒見の良い講師の方が会員さんと積極的に話すというのは、 

    その人のマンパワーによるものであって、ビジネスモデルではありません。 

    別の講師に変更になった場合にすぐに失われてしまうからです。 

    安定した成長を達成できるスクールでは、 

    お客様とスクール側が必然的にコミュニケーションを増えるような仕組みを構築できているのです。 

    マンパワーに頼りすぎず、仕組みでコミュニケーション量を維持する。 

    結果は同じですがビジネスとしての安定感には天と地ほどの差があります。

     

    2007年6月1日9:36 PM
    新講座開発=仕入れ

     

    スクールビジネスはサービス業ですが、 

    やはり異業種のノウハウや長所も取り入れていかなければなりません。 

    その中でも、特に意識して頂きたいことは、 

    「商品の品揃えの発想」 

    「商品の仕入れの発想」 

    です。 

    スクールにおいては、 

    仕入れ=新講座開発&イベント講座開発&オプション講座開発 

    といえるでしょう。 

    単一講座や資格を提供しているスクールの場合、 

    その講座をいかに販売していくかという「集客」に意識が向かいます。 

    これはこれで正しい考え方なのですが、 

    ライフサイクルや競合などを考えると、 

    単一商品に依存してしまうというのは「吉野家」商法であって、 

    それなりのリスクもあるわけです。 

    スクール内にオプションなどの選択肢もない場合、 

    吉野家以下!つまり牛丼しかなく牛鮭定職もビールもない状況といえるでしょう。 

    経営的なリスクを軽減するため、 

    消費者の選択肢の幅を広げてあげるため、 

    消費者のニーズをに答えるための複数手段を用意するため、 

    これらを実現するために、 

    スクールにおいても新講座開発やイベント開発を積極的に行い、 

    品揃えの強化に励む必要があるのです。